松山市の歯科医院で繰り返さないむし歯治療

089-989-0610

虫歯治療

CARIES
むし歯になっても、
できる限り抜かない・削らない
永久歯は、抜いたり削ったりすると、二度と元には戻りません。虫歯の治療でやむを得ず歯を削ったり抜いたりした場合は、なくなった部分を詰め物や被せ物で補います。虫歯治療をした歯は抵抗力が弱く、修復物と歯の隙間からの再発リスクが高まるため、精密な治療が重要です。
松山市の歯医者 ヒカリ歯科・矯正歯科では、患部を厳密に見極め、健康な部分は削らずなるべく健康な歯を温存する虫歯治療に努めています。

ヒカリ歯科のむし歯治療

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まずは虫歯を「予防」、
なってしまっても
「早期発見・早期治療」を

むし歯は放置しても自然治癒はせず、どんどん進行して最後には「根管」と呼ばれる神経や血管の集まった歯の根っこ部分にまで到達します。むし歯を治療するためには、細菌に感染した部分を除去する必要があり、歯を削ったり、重度の場合には抜歯が必要になることもあります。
永久歯は一度失うと元通りにはならないため、松山市の歯医者 ヒカリ歯科・矯正歯科では、まずは「むし歯にならない」ことを最優先に定期検診でしっかり予防管理を行い、早期発見・治療に努めています。万が一むし歯になってしまっても、精密検査でむし歯の大きさを正確に把握することで歯の切削量を最小限にとどめ、低侵襲(=身体への負担が少ない)治療を行っています。

麻酔注射の痛みも極力抑える
できる限り削らない、抜かない
痛みに配慮した安心の治療

歯科治療といえば、やはり「痛い」「怖い」「何をされているか分からない」といった不安な気持ちがよぎるでしょうか。歯を削ったり、血が出ることもありますから、確かに快適とはいえない歯科治療ですが、松山市味生の歯医者 ヒカリ歯科・矯正歯科では、電動麻酔注射器をはじめとした麻酔設備を充実させ、極力痛みを減らした治療を心がけています。
疾患の原因や治療計画についても画像やイラストをお見せしながらご説明するなど、患者さまが不安なく、前向きに歯科治療に臨んでいただけるよう心がけています。

そもそも、虫歯とは?

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なぜ、むし歯になるのか?
虫歯は、歯質・糖分・細菌の3つの要素に、時間の経過が合わさることで発生します。
人が食事をすると、お口の中の細菌が糖分を摂取し酸を出すため、お口の中が酸性に傾きます。歯質には個人差がありますが、歯質が弱く抵抗力が低いと、時間の経過とともに酸により歯のエナメル質が溶け出し穴が空いて、虫歯になるのです。
虫歯を防ぐためには、食事の後に歯磨きをして食べかすや汚れを除去することで口腔内の細菌の活動を抑制し、お口の中が酸性になる時間を短くすることが大切です。歯質・糖分・細菌のどれか1つを改善するのではなく、個々の虫歯リスクをしっかり見極め、生活や食事の習慣を改善していくことが重要なのです。
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    歯質
    TOOTH ENAMEL
    歯はいくつもの層でできており、エナメル質・象牙質などで構成されています。食事をしてお口の中が酸性になるとエナメル質が徐々に溶け出しますが、唾液の自浄作用によって酸を中和し、再石灰化が促されることで修復されます。
    歯質の強度は人それぞれであるため、虫歯のかかりやすさにも個人差があります。
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    糖分
    SUGAR
    食事や間食のたびに、お口の中では細菌のはたらきが活発になり、酸が発生します。ごはんをダラダラ食べ続けたり、おやつの頻度が増えたりすると、口腔内は常に酸性の状態が続き歯質の再石灰化が追いつかず虫歯になりやすくなります。
    食事の量や回数を決めたり、糖分を控えめにしたりすることでも、虫歯予防に繋がります。
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    細菌
    BACTERIA
    歯の表面のザラザラした堆積物のことを歯垢といい、歯面に付着したタンパク汚れに細菌が集まることで生成されます。歯垢は放置すると硬い歯石になり、歯磨きでは除去できなくなります。
    歯垢や歯石にはたくさんの菌が潜んでおり、虫歯や歯周病の原因となるため、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることが大切です。

虫歯はこうして進行します

※横にスクロールしてご覧ください

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    CO
    歯の表面が
    少し溶け、
    むし歯に
    なりかけている
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    C1
    表面の
    エナメル質に
    小さな穴が
    開いている
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    C2
    むし歯が
    神経まで届き
    冷たいものが
    しみる
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    C3
    熱いものが
    しみたり
    ズキズキと
    痛み始める
  • 残念ながら抜歯に…
    C4
    神経が
    死んでしまい
    痛みを
    感じなくなる

むし歯の進行度に
合わせた治療

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初期虫歯(CO)の場合…削らず再石灰化を促進
できて間もない虫歯は、エナメル質が溶け始めている状態で、痛みがないため自覚することができません。この段階であれば、フッ素塗布により歯の再石灰化を促すだけで削ることなく治療することができます。
歯科衛生士がお口に合わせた歯磨きの仕方をお伝えしますので、歯科医院での定期的なクリーニングと併せて継続することで虫歯を予防しましょう。
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進行したむし歯(C1、C2)の場合…詰め物・被せ物で補う

虫歯が進行し、エナメル質や象牙質といった歯質に穴があくと、初期段階の時のような再石灰化では治療ができなくなります。細菌に感染した部位を削りとり、穴の空いた部分を詰め物や被せ物といった修復物で補填します。
松山市の歯医者 ヒカリ歯科・矯正歯科では、保険診療意外にも様々なセラミック素材をご用意していますので、患者さまのご要望に合わせた詰め物・被せ物をご提案することができます。

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重度のむし歯(C3)の場合…歯の神経(根管)の治療

重度まで進行すると、根管と呼ばれる歯の根っこの治療が必要になります。根管とは歯の神経や血管が詰まった細い管のようなもので、ここに虫歯の細菌が蔓延すると神経が死んでしまい、痛みを感じなくなります。さらに、血管を通じて細菌が体内へと侵入する危険性もあります。
根管治療では、汚染された神経や血管を丁寧に取り除いて根管内を消毒し、穴の空いた部分を充填剤で隙間なく密閉した上で、被せ物を装着します。根管内は狭くて複雑なため非常に繊細な処置が求められ、完治するまでに何回か繰り返し治療が必要になるケースが多いです。

虫歯が「痛くなくなった」
のは危険信号?!

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ずっと痛みのあった虫歯が、ある日痛くなくなったら、それは治ったのではなく「歯の神経が死んでしまった」サインかもしれません。痛みが感じなくなったからといって放置すると、根管内に溜まった膿が血管から体内に侵入し、細菌が全身へと広がってしまいます。
特に持病のある状態や、身体の抵抗力が弱い状態だと、大きな疾患のリスクを高める恐れもあるため、歯の痛みや歯ぐきの腫れなどの症状があれば早めに歯科医院を受診し、症状がなくても定期的に歯のチェックやお口のクリーニングを受けることで、虫歯を予防しましょう。